2016年 10月 11日 (火)
連休明けの本日、公私ともに親しくして頂いておりました、声優の田中一成さんの突然の訃報をお聞きし、まだ現実を受け止められておりませんが、この場を借りてお悔やみと、田中一成さんへのお礼の言葉を書かせて頂ければと思います。
フェイバリットのファンの皆様には、10周年ライブでの道頓堀ダイバーズのライブとトークステージ、また2014年末の冬コミ、企業ブースでのトークライブなどでおなじみの役者さんです。持ち前の笑顔と元気さで、毎回楽しいステージを演出してくださいました。
10周年ライブの時は楽屋でずっと緊張していた私に、まさに兄貴のようにずっと声をかけてくれて、ステージに立つ度胸や思いやりを教えてくださいました。ステージ上でもずっとフォローしてくださり、本当に素敵なライブを傍らで支え続けてくださりました。
初めての冬コミ企業出展の際にも、あの大きな会場でファンの皆様に楽しんで頂けるように事前にたくさんの準備、アドバイスをくださり、そして打ち上げの時にはフェイバリット初出展の成功を誰よりも喜んでくださりました。
お酒を飲むときもいつも楽しく、お芝居の心得や、想い、ものをつくる人間の生き方を教えて頂いたように思います。
私にとって、ものづくりやエンターティメントの大切な事をたくさん教えて頂いた人生の先輩であり、そしてなによりもどんなときでも笑いと笑顔を大事にして、芝居も歌も、ステージもお客様に楽しんで頂くために全力投球をされるその姿に、いつも憧れ、そして尊敬していました。
個人としてプラネテスのファンであり、初めてお会いさせて頂いた時は、ご本人がまるでハチマキのような熱い魂をもたれている方で益々ファンになりました。
そんな大好きな田中一成さんのご生前のご厚情に深く感謝するとともに、数え切れない程のご功績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。
私たちもまだまだ足りないところばかりですが、いつの日かまた田中一成さんに打ち上げで喜んで頂けるような作品、そしてイベントが出来ますよう、何事も全力で、笑顔で頑張るその想いを受け継ぎ、全身全霊で頑張っていきたいと思います。一成さん、本当に、本当にありがとうございました!